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用語の解説
 きのこ栽培関係のホームページや書籍などではごく普通に用いられる言葉で、一般の方にはなじみの薄いと思われるような用語についての解説です。微生物学的な専門用語についてお知りになりたい方には期待はずれかもしれません...

オガ菌(おがくず菌、のこくず菌)
 種菌の種類 のひとつ。広葉樹の鋸屑に栄養分を加え水分調整し、きのこの菌糸を培養した種菌。原木栽培、菌床栽培どちらにも使用される。
笠木
 直射日光による高温障害を防ぐために、ホダ木の上にかける木の枝葉。
活着
 植菌したオガ菌や駒菌の菌糸が原木に移り、伸長しはじめること。
仮伏せ
 植菌された種菌の活着を助けるために、本伏せ を行う前に、主に乾燥防止や保温の目的で行う一時的な伏せ込み方。立て積み、棒積みなどの方法がある。
菌床
 菌類を培養するための、鋸屑等を主体とした培地のことをいう。
菌床栽培
 原木を使用しないで行うきのこ栽培。鋸屑と栄養体と水を混合し、袋や瓶等の容器に充填し滅菌処理してから種菌を接種する。きのこの種類により袋や瓶の口から発生させたり、菌の蔓延後に容器から取り出して発生させる。
菌栓
 原木に植菌されたオガ菌の乾燥防止や、雑菌の進入防止のために植菌穴をふさぐ蓋。スチロール製の菌栓が多い。植菌穴の径に合うサイズの菌栓を使用する。
原基
 菌糸が集合組織化し、子実体のもとになる。
原木
 種菌を植え、きのこを発生させるための木。
原木栽培
 原木を利用したきのこ栽培。
駒菌(種駒)
 種菌の種類のひとつ。水分調整された駒と呼ばれる木片にきのこの菌糸を培養したもの。原木栽培に使用される。
椎茸錐
 原木に植菌穴を明けるための錐先。電気ドリルに取り付けて使用する。駒菌を植えるためには種菌メーカーが指定するサイズの錐先を使用する。オガ菌の場合は、12〜15ミリの太さの錐先が一般的。普通の電気ドリルでも一定の深さの穴が明けられるストッパー付き錐や、高速回転ドリル用のハイス錐などがある。
椎茸ドリル
 原木に植菌穴を明けるための電気ドリル。穴の深さを調整できるように工夫してある。普通の木工用ドリルに比べ回転が速い。ストッパーの付いていない錐先を取り付けて使用する。
子実体
 原基が成長し、繁殖器官を形成したもの。きのこ。
しめじ
 八百屋さんやスーパーで「岐阜しめじ」とか「○○しめじ」と表示されているきのこを一般に“しめじ”と呼んでいるが、実はこれは商品名で、その多くはヒラタケというきのこである。しめじ栽培といえばヒラタケ栽培のことをいう。
植菌(接種)
 種菌を原木や菌床に植えること。
成型駒
 オガ菌をパックに詰めて駒の形に成型した種菌。原木栽培用。
玉切り
 伐採した木を、原木として利用できる長さに切断すること。
天地返し
 きのこ菌がむらなく蔓延するように、ほだ木の向きや上下の位置を入れ替える作業。
培地
 菌を培養するための栄養分を含んだ素材。オガコ培地、寒天培地、液体培地など菌の種類や培養の目的により色々な種類がある。
封蝋
 原木に植菌された種菌の乾燥防止や、雑菌の進入防止のために植菌穴をふさぐ専用の蝋。または、その処理のこと。
ホダ木
 植菌済みの原木。または、菌が蔓延した状態の木。
本伏せ
 林内などに良好に菌を蔓延させる目的で植菌後の原木を置くこと。直射日光を避け適度な通風を図るために場所によって組み方を工夫する。井桁積みなど。

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オガ菌と駒菌 成型駒 成型駒の植菌


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